本田圭佑1トップでハリルホジッチ延命。勝ち点1の代償は高くつく

 グループ内で最も強そうな相手とアウェーで戦い、勝ち点1をゲットした。オーストラリア戦の結果に胸をなで下ろしている人の方が多数派だろう。だとすれば、こちらの立ち位置は少数派になる。いつもの予選なら胸をなで下ろしているかもしれないが、今回に関してはそうした気持ちにはなれない。

 今回、勝ち点1を上乗せしたことで、以前より日本のポジションは少しよくなった。試合前より当確ラインである2位以内に近づいたことは確かだ。その視点で言えば、胸をなで下ろしたくなる気持ちは分からないではないが、それは日本のレベルが大幅に下がったことの証拠でもある。

 これまで、W杯予選は突破して当然だった。その確率は、8割はあった。「絶対に負けられない戦い」と視聴率アップを狙うテレビが危機感を煽っても、ファンには余裕があった。突破は半ば当たり前。本大会でベスト16を狙う勢いで、観戦していた。

 しかし、今回はそんな余裕は全くない。本大会に出場しても、出るだけに終わる可能性は、初めてW杯に出場した98年大会より高そうに思える。つまり、今回を含めた6大会の中で、最も期待が持てない状態にある。なんとか本大会に辿り着けば万々歳。

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