前走不安もデータが後押し! 秋華賞は桜花賞馬ジュエラーが巻き返す

 阪神ジュベナイルフィリーズとNHK マイルCの覇者メジャーエンブレム(牝3歳、田村康仁厩舎)が早々に離脱、前哨戦のGIIローズS(9月18日/阪神・芝1800m)を抜群の切れで勝利し、大本命と目されていたオークス馬シンハライト(牝3歳、石坂正厩舎)も屈腱炎を発症し、一転して混戦ムードとなった牝馬三冠の最終戦GI秋華賞(10月16日/京都・芝2000m)。残るGI馬は桜花賞を勝ったジュエラー(牝3歳、藤岡健一厩舎)のみとなった。

「クイーンCを1分32秒5の好時計で勝ち上がった2歳女王のメジャーエンブレムが主演女優。そして、チューリップ賞を1分32秒8の好タイムでしのぎを削ったシンハライトとジュエラーが脇を固める3強対決となったのが桜花賞でした。

 2冠目のオークスはマイル路線に切り替えたメジャーエンブレム、骨折のジュエラーはいなかったものの、チェッキーノが素晴らしい戦いを演じました。いずれにしろ春の3歳牝馬戦線は4強と言っても過言ではありませんが、秋華賞はジュエラーをのぞく3頭が故障で姿を見せない事態になってしまいました。春の実績を踏まえれば、ダントツの1強になったと判断していいぐらいです」(デイリー馬三郎・吉田順一記者)

 ジュエラーは桜花賞後に左前脚を剥離骨折し、その休養明けだったとはいえ、ローズSでは好位を追走も見せ場なく11着に敗れている。果たして、GI馬の意地を見せて、ここから巻き返しがあるのだろうか。 

この記事の続きを読む

1