CLデビューもわずか8分。岡崎慎司がピッチで感じたチームの異変

 強く待ち望んでいたチャンピオンズリーグ(CL)の舞台は、突然やって来た。

 FCコペンハーゲンとのCLグループリーグ第3節。クラブ・ブルージュとの第1節をベンチ外、FCポルトとの第2節を「ベンチスタート+出番なし」で終えた岡崎慎司は、この日もベンチ行きを命じられていた。タッチライン際で行なっていたウォームアップは70分で終了。この日も出番がないのでは......。そんな雰囲気も漂い始めた81分、岡崎が青のユニフォームに着替え始めた。

 すぐに準備を整え、交代の笛が鳴るのを待つ。しかし、今度はプレーがなかなか途切れない。「『どんだけ延ばすねん!』という感じで思ってました」と、岡崎は振り返る。タッチラインで待つこと約4分、ようやくキャリア初となるCLの舞台に足を踏み入れた。

 このとき、スコアは1−0でレスター・シティがリード。しかし、攻守両面で組織力のあるコペンハーゲンに苦戦し、ヒヤリとさせられる場面も少なくなかった。そして、なにより目についたのが、レスターの出来の悪さ。昨季躍進の原動力だったプレッシングサッカーは影を潜め、自陣の深いところに陣形を引かせるだけの凡庸なプレーに終始していたのだ。公式戦の直近7試合のうち、5試合で出番のなかった岡崎も、すぐに異変を感じたという。

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