日本、U−20W杯へ。5大会ぶりにアジアの壁を突破できた要因は?

 過去4大会、進むべき道をふさいでいた巨大な岩が、ついに動いた。それもあっけないほど簡単に。

 アジアU−19選手権準々決勝。勝てば、来年韓国で開かれるU−20W杯への出場が決まる大一番で、日本はタジキスタンを4−0でねじ伏せた。

 攻めては、試合開始早々に生まれた先制点を皮切りに、前後半2点ずつを奪い、守っては相手にまったくと言っていいほど攻撃の機会を与えず、完封した。

 この大会が現行方式(16カ国出場で、グループリーグ4組の各上位2カ国が準々決勝に進出する)になった2002年大会以来、日本は8大会すべてで準々決勝に進出しているが、4−0は過去最大得点差での勝利である。

 率直に言って、両者の間にある実力差は、グループリーグを見ている段階から明らかだった。早い時間帯に先制できれば、一方的な試合展開になることは十分に予想できた。

 ただ、唯一の不安材料は、相手が戦術的にかなり徹底されたチームであること。要するに、なりふり構わず守備を固め、カウンターでのワンチャンスを狙ってくることだった。

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