チャンス生かせず。本田圭佑がミランサポーターから叩かれる本当の理由

■オフィシャル誌編集長のミラン便り2016〜2017(9)

 この日曜日の午後、ホームのサポーターの前でミランは勝利を取り戻した。今回の相手はペスカラ。下から順位を数えたほうが早いチームであるが、それでも彼らは12ポイントも離されている相手を前に臆することもなく果敢に攻め、ミランは勝利するためにかなり苦労しなければならなかった。ジャック・ボナヴェントゥーラのFKが決まっていなかったならば、勝利も危うかったかもしれない。

 ちなみにペスカラを率いていたのはマッシモ・オッド。元ミランの選手で、最後にミランがチャンピオンズリーグやクブワールドカップ(2007年)、スクデット(2010〜2011)を勝ち取った時のメンバーだ。

 この勝利でミランは単独3位に。ユベントスとのビッグマッチに競り勝ったあと、週半ばのアウェーのジェノア戦を落としてしまった(結果は3−0)だけに、この勝利は勝ち点においても、そしてなにより選手のメンタル面においてもとても重要なものだった。

 さて我らが本田圭佑だが、その敗戦したジェノア戦に今シーズン初めてスタメン出場を果たした。しかし出場した63分間の出来は残念ながらかなり貧弱なもので、3回ボールを取り返し、2回ボールを失ったのみ。

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