さらば「失速」。2ndを制した浦和レッズは昨季までと何が違うのか

 J1セカンドステージ第16節、浦和レッズがジュビロ磐田を1−0で破り、ステージ優勝を飾った。

 もっとも、その称号にさほど大きな意味はない。ステージ優勝はチャンピオンシップに出るための通過点にすぎず、今季に関して言えば、すでに年間勝ち点3位以内を確定させてチャンピオンシップの出場権を手にしている分、なおさらだ。

 ただ、浦和がセカンドステージ優勝という結果を残せたことは大きい。なぜなら、それはミハイロ・ペトロヴィッチ監督がチームを率いるようになってから、宿痾(しゅくあ)のように苛(さいな)まれてきた"失速"という課題を、ようやく克服できたことを示しているからだ。

 2014年シーズン、浦和は終盤に勝ち星を積み重ねられなくなると、ラスト3節は未勝利に終わって、確実視されていた優勝を逃した。翌2015年シーズンも終盤に差しかかった残り5試合で2勝しか挙げられず、年間勝ち点1位の座を広島に譲り渡した。それが今季は、最終節の横浜F・マリノス戦を残した時点でリーグ戦6連勝中、さらにルヴァンカップを含めると公式戦11連勝中と、シーズン終盤を迎えても快進撃を続けているのだ。

 いったいなぜ、今季は近年と異なるパフォーマンスを見せることができているのか。

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