日本か? アメリカか?インディアンス村田透が揺れる胸中を告白

 日本のプロ野球は、ようやく長いシーズンを終えたが、一方で、海の向こうですでにシーズンを終えながら、休む間もなく再びフィールドに戻ったひとりの日本人がいる。その人物とは、クリーブランド・インディアンスに所属する村田透だ。

 昨シーズン、突然ともいえるメジャー昇格、即先発というデビューを果たしたことで、日本の野球ファンにもその名を知られるようになった元巨人のドラ1右腕だが、31歳という年齢もあったのか、今シーズンはメジャー昇格することなく、9月初めの(3Aの)プレーオフ敗退をもってシーズンを終えた。

 今季、3Aでの村田の成績は9勝4敗4セーブ。数字自体は決して悪くないが、シーズン前半にブルペンに回されたことは、村田にとって不本意だった。

「ここ数年、基本的にずっと先発でしたから。短い時間で肩を仕上げたり、少ない球数で結果を出さなければならなかったので難しさを感じました。それに、やっぱり自分の適性は先発で、ある程度イニングを投げるなかで結果を残すという役割でしたので......」

 その言葉通り、先発が駒不足に陥った夏場以降、先発に復帰し、その後は着実に勝ち星を重ねた。しかし、メジャーからの声はかからなかった。

「先発復帰ですか? そのことについては、特になにも思いませんでした。結果を出さなければいけないということは同じですから。それに僕は、3Aで先発をやるためにアメリカに来たわけじゃないので......」

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