また新ヒーロー誕生のミラン。出られぬ本田圭佑にくすぶる1月移籍説

■オフィシャル誌編集長のミラン便り2016〜2017(10)

 11月7日、日本代表に合流すべく本田圭佑はまた機上の人となった。セリエAが1週休みの間に、本田はオマーンとの親善試合と、W杯予選サウジアラビア戦を戦う。日本への長いフライトの間に彼はいったい何を思ったのだろうか? 自分とミランとの関係をもう一度深く考えたのかもしれない。

 日曜の午後に行なわれたアウェーのパレルモ戦。左サイドのエムベイェ・ニアングが発熱のために欠場し、誰がその代役を務めるかが話題となっていた。試合前、ヴィンチェンツォ・モンテッラは「もしかしたらスソか本田を左に回すかもしれない」と言っていたが、結局はジャコモ・ボナヴェントゥーラをそのポジションに移し、インサイドハーフにはマリオ・パシャリッチを投入した。右サイドアタックのスソはそのままいじらず、彼は試合で1、2を争う活躍を見せた。一方、本田は相変わらず出番なしだった。

 本田とモンテッラとの関係は決して悪くないとは思う。プレーするしないにかかわらず、本田が陰日なたなく練習に打ち込んでいることをモンテッラはよくわかっているし、その態度を大きく評価もしている。たまにモンテッラが本田をからかうようなコメントをするようなこともあるが、それも親愛の情の表れだ。

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