EUROを沸かせたウェールズがW杯予選で苦戦。正念場のセルビア戦へ

 EURO2016の準々決勝で、ウェールズは影の優勝候補とも呼ばれたベルギーを逆転で下し、ベスト4に進出した。その試合でハル・ロブソン=カヌが見せたクライフターンからのゴールは大会のベストゴールのひとつに数えられ、なにより、クリス・コールマン監督のもとで完璧に団結した小さな国の代表チームの躍進は、多くの人の胸を熱くさせたことだろう。

 準決勝で敗れはしたが、その相手は大会を制すことになるポルトガル。1958年にベスト8まで進出したW杯スウェーデン大会以来2度目となる、メジャートーナメントでの望外の好成績を収めた異邦人たち(ウェールズの語源)は、今年9月のFIFAランキングで10位に返り咲いた(2015年7月に初の10位に)。

 エースのガレス・ベイルは先ごろ、レアル・マドリードと新たな契約を結び、英国内の報道によると2022年夏までの6年間で1億5000万ポンド(約191億円)以上を手にすることになるという。主要大会で上位に残り、名実ともに世界最高の選手のひとりを擁するウェールズは、「新時代のフットボール大国」と言えるのだろうか。

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