注目はサウジ戦「本田圭佑の処遇」。大迫勇也だけで悪い流れは断てない

 オマーン戦の前半、2ゴールを奪った大迫勇也は、後半16分、交代の一番手としてピッチを退いた。1年半ぶりに招集された選手が一転、4日後に迫ったサウジアラビア戦に向け、最も温存しておきたい選手に昇格したことが判明した瞬間だった。

 ブンデスリーガの開幕戦、ダルムシュタット戦こそ交代出場だったが、以降の9試合ではすべてスタメン。所属の1FCケルンも現在、首位バイエルンに6ポイント差のリーグ6位と、大迫は好調なチームの中で欠かせぬ存在として活躍中だ。欧州組の中で、コンスタントに出場している数少ない選手でもある。オマーン戦ではその勢いがストレートに発揮された格好だ。

 頭で奪った1点目(前半32分)もさることながら、その真髄が見て取れたのは、トラップから切り返し、ゴール左に流し込んだ2点目(前半42分)だ。他のライバル(岡崎慎司、浅野拓磨)にはない冷静でスキルフルなゴール。戦力としての貴重さが明るみに出たプレーだった。

 とはいえ特段、驚くべきゴールではなかった。本来の力と、スタメンを確保している所属チームでの姿、そしてもちろんオマーンが相手であることを勘案すれば、予想された結果と言えた。

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