ハリルジャパンを引っぱる原口元気の実感「豪州戦が分岐点だった」

ハリルジャパンの完成度(3)
■原口元気の判定=不明
 4戦連発――。

 W杯アジア最終予選、2戦目のタイ戦から、イラク戦、オーストラリア戦、そして今回のサウジアラビア戦と、重要な戦いで4試合連続ゴールを決めた原口元気。しかも、原口が得点を決めた試合はこれまで負けておらず、原口のゴールは不敗神話になりつつある。

 だが、当の原口はまったく満足していない。

「点は取れたけど、全然まだまだです」

 その言葉は、タイ戦でゴールを決めて以降、試合後に必ず発するセリフだ。

 それは、普段原口が戦っている環境の質やレベルとの違いが影響している。彼が主戦場としている欧州トップリーグのドイツ・ブンデスリーガは、最終予選の場であるアジアとは異なり、レベルが高く、非常に厳しい舞台だ。アジアで点を取ったからといって、満足していられないという意識がある。

「相手がアジア(のチーム)だから、4点取れているっていうのがあると思う。ドイツじゃあ、あんなに簡単にシュートを打たせてくれない。それに、個人的にもまだまだですよ。今日(サウジアラビア戦)も、僕自身のクオリティーが高ければ、2点目、3点目というシーンがあった。そこで決められないというのは、まだまだってこと」

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