胸を張る松本山雅・反町監督。3位で終戦も昇格プレーオフに自信あり

 11月20日、松本。試合後のミックスゾーンに現れた主将の田中隼磨は、悲壮感など微塵も漂わせず、はきはきとした口調で言った。

「下を向いている選手はいない。勝ち点3が取れた自信はプレーオフにつながる。3位という現実を受け止めて、今日みたいに泥臭く勝てばいい」

 百戦錬磨の田中は、勝利した事実だけを焦点にしていた。

 最終節、松本山雅は横浜FCを本拠地に迎え、3−2と逆転で勝利を収めたが、コンサドーレ札幌、清水エスパルスにそれぞれ勝ち点差1、得失点差で及ばなかった。3位となってJ1自動昇格を逃していた。昇格するためには、プレーオフ(ノックダウン方式で、まずは6位ファジアーノ岡山と戦い、勝てば3位セレッソ大阪、4位京都サンガの勝者と対戦)を勝ち抜かねばならなくなった。

「(振り返って)ああしていればよかった、こうしていればよかった、というのはある。そこは勝ち点1の重み。でも、これが42試合、我々がやった結果である」

 反町康治監督はそう言って胸を張った。

横浜戦の立ち上がり、松本の選手の足は重かった。

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