若きエースの死、A・ロッドの「クビ」ほか、MLB今年の10大ニュース

■2016年メジャーリーグ10大ニュース@前編

 4月3日に開幕した今年のメジャーリーグは、シカゴ・カブスが108年ぶりの世界一に輝く劇的なラストで幕を下ろしました。メジャーファンを大いに楽しませてくれた2016年シーズン、心に残った出来事を「10大ニュース」として振り返りたいと思います。

【第10位】通算700本塁打まで残り4本のアレックス・ロドリゲスに「クビ」宣告

 8月13日、ニューヨーク・ヤンキースはメジャー通算696本塁打を誇る「A・ロッド」ことアレックス・ロドリゲスを自由契約にしました。A・ロッドは2004年にヤンキースに加入し、今年でチーム在籍12年目。2年ぶりにカムバックした2015年は見事な復活を見せたものの、今シーズンは極度の打撃不振に陥り、若返りを図るヤンキースの戦力構想から外れてしまいました。

 日本では「引退」と報道されていますが、アメリカではあくまで「リリース」。リリース=自由契約とは、はっきり言うと「クビ」です。ヤンキースは今季の残りと来季の年俸を合わせた約2700万ドル(約30億円)を支払ってまで、A・ロッドを自由契約にしたのです。このまま残しているほうがチームにとってデメリットになると判断したのでしょう。

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