「ラクテンって何?」。地元バルセロナの新スポンサーへの反応は?

 日本でも大きなニュースとなったバルセロナと楽天のパートナー契約の締結。もちろんスペインでもビッグニュースとして取り上げられ、さまざまな角度から論議されている。

 その一つがカタルーニャのスポーツ紙、 SPORT紙に載った2コマ漫画だ。1コマ目には楽天の名前が入ったバルセロナのユニホームが描かれ、2コマ目にはメッシの契約延長にお金を払ってくれる企業というコメントがユニホームに描かれている。つまり、バルセロナサポーターにとって胸スポンサーは、エースのメッシを残留させる大事な資金源と見ているという話だ。

「"Mes que un club"(クラブ以上の存在)の哲学、を三木谷(浩史・楽天会長兼社長)は気に入ってくれた」

 バルセロナ会長ジョゼップ・マリア・バルトメウはバルセロナファンが集まるペーニャ(公認のサポーターズクラブ)の集会で、数日前に合意となった楽天とのトップチームユニホームの胸スポンサーについて説明した。「クラブ以上の存在」とは、バルセロナの哲学として深く知られている言葉だ。

 だが、バルセロナサポーターの中には、かつてクラブがポリシーとし、バルセロナの象徴でもあった、胸スポンサーのないユニホームを誇りに感じている人々が少なからずいるのも事実だ。

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