久保くんだけじゃない。J3がサッカー界に残した「知られざる功績」

 11月20日の第30節をもって、今季リーグ戦の全日程を終了したJ3。今季J2から降格してきた"2強"が、前評判通りの強さでデッドヒートを繰り広げた。

 優勝した大分トリニータは1年でのJ2復帰を果たし、2位となった栃木SCがJ2・21位のツエーゲン金沢との入れ替え戦へと回っている。

 とはいえ、シーズン終盤のJ3は優勝争いそっちのけで、久保建英(FC東京)のJリーグデビューに話題をさらわれた。ことの善し悪しはともかく、久保が出場したラスト3節は、J3としてはかつてないほど多くのメディアによって報道されたことは間違いない。

 そんな大注目の15歳がJ3でプレーしていたチームが、FC東京U−23。J1に所属するFC東京の、いわばBチームであり、基本的に23歳以下の選手で構成されている。FC東京の他に、ガンバ大阪、セレッソ大阪が今季からU−23のチームを編成し、J3に参戦した。

 なぜ、そんなことが行なわれるようになったのかといえば、20歳前後の若い選手を育てようというのが、その最大の目的だ。

 現状、日本では学校制度に合わせて選手のプレー環境が決められている。つまり、18歳まではそれぞれが所属する中学や高校、あるいはクラブチームでプレーし、そこでの大会やリーグ戦などで実戦経験を積むことになる。

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