巨人は世界4位、阪神は6位...。プロ野球の観客動員数で日本は大健闘

 今年のプロ野球は、日本シリーズで敗れはしたが、広島カープの赤一色に染まったような印象があった。10年ほど前は万年Bクラスと低迷期に苦しんでおり、旧本拠地の広島市民球場は閑古鳥が鳴き、12球団の観客動員数ではいつも最下位争いを繰り広げていた。

 ところが2009年にアメリカのボールパークを意識したマツダスタジアムが開場すると、"カープ女子"ブームによる女性ファンの急増や、メジャーリーガー・黒田博樹の復帰などもあって、たちまち12球団屈指の人気チームとなった。

  今季、広島の観客動員数は215万7331人で、1試合平均に換算すると2万9963人。これは12球団で4位の数字である。ちなみに、広島と日本シリーズで戦った日本ハムは1試合平均2万9281人で5位。トップは、例年のごとく4万1724人の巨人。テレビ視聴率の低下が叫ばれながら観客動員数は年々増加している日本のプロ野球だが、はたして世界的に見るとどうなのだろうか。メジャーを含めた世界のプロ野球と比較してみたい。

"ビッグマーケット"と言われる大都市をフランチャイズにし、今年ワールドシリーズを制したシカゴ・カブスは3万9906人。広島や日本ハムより約1万人多いが、巨人や阪神(4万994人)といった日本の人気球団よりも下である。

 世界王者を差し置いて、観客数で"世界一"の人気球団は前田健太を擁するロサンゼルス・ドジャース。総観客動員数は370万3312人で、1試合平均にするとじつに4万5719人にのぼる。

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