ヘルタ原口元気、今季初の出番なし。「これじゃ外される」と思った理由

 ブレーメンに1点リードを許したまま70分に差し掛かると、パル・ダルダイ監督から3人目の交代選手として呼ばれたのは、原口ではなくFWユリアン・シーバーだった。出場の可能性が潰(つい)えた背番号24はゆっくりとベンチに引き上げていく。リーグ戦今季初の出番なし。試合後の原口はこう振り返った。

「悔しいですけど、長いシーズンなのでこういうこともある。明日からの自分の行動で変わってくると思うので、僕は続けるだけです」

 予兆はあった。このところヘルタ・ベルリンにおける原口の存在感は序盤戦ほど絶対的でなくなっていたからだ。「毎年そうですけど、最初よくてだんだん落ちていくのはしょうがない」と、原口もこのところのペースダウンを自覚していた。

 今季、原口はリーグ開幕から上位争いを続けるヘルタ・ベルリンで第9節まで全試合で先発フル出場を続けてきた。第13節終了時点で原口の出場時間は1057分。これを上回っていたのはDFニクラス・シュタルクだけで、その差はわずかに2分だった。

 しかし、自身で「今季最低」と言い放った第10節ボルシアMG戦で初めて途中交代を命じられると、「こんなプレーしていたら僕もすぐポジション奪われてしまう。よくない試合が続くと次は外されてもおかしくはない」と本人が口にしていたように、続く第11節アウクスブルク戦では初の先発落ちに。

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