「怪物の娘」ミスエルテ、朝日杯FSでの牡馬討ちに死角はないか

 今年の2歳戦で大きな話題となっているのが、今年初年度産駒がデビューした種牡馬フランケル。イギリスで14戦14勝という完璧な成績を残し、歴代最高レーティングの140を獲得し、"史上最強馬"とも呼ばれている存在だ。イギリスで繋養されている種牡馬なので、日本で血統登録された2歳馬は10頭。その中から今のところ4頭が出走し、ソウルスターリング(牝2歳/美浦・藤沢和雄厩舎)とミスエルテ(牝2歳/栗東・池江泰寿厩舎)の2頭が勝ち上がり、2頭とも重賞ウイナーとなっているのだ。

 ミスエルテはデビュー2戦目のGIIIファンタジーS(京都・芝1400m)を制し、先週のGI阪神ジュベナイルフィリーズ(JF)(阪神・芝1600m)ではソウルスターリングが快勝。フランケル産駒として世界初のGI馬となった。ちなみにこれまでに全世界でフランケル産駒は6頭が重賞勝ちしているが、5頭が牝馬である。

 そして、今週はGI朝日杯フューチュリティステークス(FS)(阪神・芝1600m)にミスエルテが出走する。通常、牝馬は牝馬限定の阪神JFに出走するが、ミスエルテは馬体の回復に時間を要したとのことで、阪神JFの1週後に行なわれるこのレースに回ってきた。今回はミスエルテのこのレースにおける勝算を分析してみたい。

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