さらば日本育ちの世界戦。 トヨタ杯&クラブW杯の歴代ベスト3試合

 クラブW杯。その前身は、欧州王者と南米王者が対戦する通称トヨタカップ、正式にはトヨタヨーロッパ/サウスアメリカカップだった。

 クラブW杯は2009年以降、日本開催は2年空ける飛び飛びのパターンになったが、この大会はトヨタカップとして第1回を開催した1981年以降、日本にすっかり根を下ろした恒例行事として定着してきた。個人的な話をすれば、欠席したのは1回のみ。その冬の風物詩とも言うべきイベントが今後、観戦のカレンダーから消えようとしている。

 来年の舞台はUAE(アラブ首長国連邦)。それ以降は冠スポンサーであるアリババのお膝元、中国で開催される公算が大きいという。日本開催の今後の目処は立っていない。

 今回が最後。18日に行なわれる決勝戦は、見納めの試合になる可能性が高い。そのピッチに鹿島アントラーズが日本のクラブチームとして初めて立つことは、最終回を飾るにふさわしい出来事と言えなくもない。だが、この大会は、国内で世界のトップレベルの真剣勝負が堪能できる唯一の大会だ。世界の超一流を直に"鑑賞"する舞台として、この30数年間、定義づけられてきた。日本サッカーの方向性を論じる上でも、貴重な役割を果たしてきた。

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