ユース年代の頂点に立った青森山田。 悲願の高校選手権との2冠はあるか

 12月17日、埼玉スタジアムで高円宮杯U−18サッカーリーグ2016チャンピオンシップ(以下、高円宮杯CS)が行なわれ、プレミアリーグEAST王者の青森山田高校が同WEST王者のサンフレッチェ広島ユースを下し、初優勝を果たした。

 試合は決勝戦らしく、1点を争う接戦となった。序盤こそ、互いに惜しいチャンス――青森山田はシュートがGKに止められたところを押し込んだが、オフサイドの判定で取り消しになり、広島はCKからのヘディングシュートがゴールポストに弾かれた――があったものの、前半の半ばをすぎると、試合は動かなくなった。手堅い内容で時間は進み、どちらにも決定機と呼べるシュートチャンスはほとんど生まれなかった。

 どちらかと言えば、試合を攻勢に進めていたのは広島のほうだ。ボールポゼッションで上回り、相手陣内に攻め込む回数が多かったという意味で言えば、試合の主導権は広島が握っていた。広島の沢田謙太郎監督は語る。

「前半難しい時間帯はあったが、それを過ぎてどちらにも転ぶ可能性がある展開のなか、チャンスを作れた。ウチらしい試合はできたと思う」

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