カルビを食べるイ・ボミ。真剣な 眼差しで激闘のシーズンを振り返る

■イ・ボミ、2年連続賞金女王の本音(1)

2年連続で同じ舞台に立てることを、イ・ボミ(28歳/韓国)は想像していただろうか――。

 都内で行なわれた年間表彰イベントの『LPGAアワード2016』。イ・ボミは白を基調とした薄いピンク色のチマ・チョゴリ姿でステージに立った。2015年は赤いドレスだったが、2016年は民族衣装に身を包み、晴れ舞台を鮮やかに彩った。

 各部門別にいろいろな選手が表彰されたが、舞台は完全に"イ・ボミ祭り"だった。というのも、2015年に引き続き、賞金女王、平均ストローク1位、メルセデス最優秀選手賞という"三冠"を獲得した他、2016年から新設されたLPGA資生堂ビューティー・オブ・ザ・イヤーを受賞。メディア各社が選定するメディア賞のベストショット部門にも選出され、主なタイトルを総なめにしたからだ。

 もはや、日本の女子ツアーはイ・ボミ抜きには語れない。だが、イ・ボミにとっては、それだけ注目される立場であるからこそ、2016年シーズンは「不甲斐ない姿を見せられない」という思いが強くなり、その重圧と戦ってきた苦悩の1年でもあった。

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