天皇杯決勝で小笠原が示した、 鹿島に受け継がれる「常勝の精神」

 元旦に行なわれた天皇杯決勝で川崎フロンターレを2−1で下したあと、鹿島アントラーズの選手たちから、さすがに、弱音がこぼれた。

「休みたいですね、しんどいです」(昌子源)。「早く休みたい」(西大伍)。「すごく休みたいです。身体がキツイ」(鈴木優磨)。この1ヵ月強の間で彼らが漏らした初めての弱音だったかもしれないが、それも無理のないことだった。

 なにせ鹿島は、11月23日から1月1日までの40日間で以下の10試合を、それもすべてが心身ともに擦り切れるような決戦を戦い抜いてきたのだから。

 11月23日 チャンピオンシップ準決勝 対川崎フロンターレ ○1−0
 11月29日 チャンピオンシップ決勝・第1戦 対浦和レッズ ●0−1
 12月3日 チャンピオンシップ決勝・第2戦 対浦和レッズ ○2−1
 12月8日 クラブワールドカップ1回戦 対オークランド・シティー ○2−1
 12月11日 クラブワールドカップ2回戦 対マメロディ・サンダウンズ ○2−0
 12月14日 クラブワールドカップ準決勝 対アトレティコ・ナシオナル ○3−0
 12月18日 クラブワールドカップ決勝 対レアル・マドリード ●2−4
 12月24日 天皇杯準々決勝 対サンフレッチェ広島 ○1−0
 12月29日 天皇杯準決勝 対横浜F・マリノス ○2−0
 1月1日 天皇杯決勝 対川崎フロンターレ ○2−1

 Jリーグチャンピオンシップ準決勝から始まった「黄金の40日間」のラストゲームは、奇しくも始まりと同じ相手との決戦になった。

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