今の松山英樹は、絶頂期の タイガー・ウッズによく似ている

WEEKLY TOUR REPORT
■米ツアー・トピックス

「今、世界で最もホットなプレーヤー」と呼ばれる松山英樹が、2017年初戦のSBSトーナメント・オブ・チャンピオンズを2位で終えた。これで、昨秋10月以降の成績は、日本ツアー、PGAツアー、アンオフィシャルイベントのヒーロー・ワールドチャレンジを含め、優勝、2位、優勝、優勝、優勝、2位という驚くべきものである。もちろん松山自身は、この試合で勝てなかったことに不満はあるだろうし、悔しい思いは誰よりも強いだろうが、"好調"を持続していることは間違いない。

 同大会で驚いたのは、松山がとりわけ絶好調な状態でプレーしているわけでもなく、ただ"普通に"プレーしているだけで、あっという間に順位を上げていったことだ。淡々とプレーしている中で、気がつけばバーディーを量産し、自然と優勝争いに絡んでいる。

 にもかかわらず、である。

「スコアが伸びているので悪いことは言いたくないけれど、自分の中ではティーショットも、100ヤード以内のショットも、パッティングも、全体的にはまだまだです」

 そう悔しげに松山は話す。その姿を見ていて、十数年前の、絶頂期にあったタイガー・ウッズが思い出された。当然、ウッズの強さにはまだまだかなわないが、勝利に対する思いなどがものすごく似ているのだ。

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