ヤクルト待望のパワー型・星知弥が目指すのは「藤川球児の真っすぐ」

 昨年のドラフトでヤクルトから2位指名を受けた星知弥(明治大)は、チームにとって待望のパワー投手である。宇都宮工時代から150キロを記録し、大学では最速156キロをマークするなど、快速右腕への期待は高まるばかりだ。まもなく始まるキャンプを前に、今の心境を聞いた。
── 大学での4年間は自分の思い描いた通りにできましたか。4年春まではリリーフとして31試合に登板。秋に先発に転向すると、3試合に登板し2勝、防御率2.82という数字を残しました。

「もう少しできたんじゃないかと思っています。打者との駆け引きであったり、ストレートに頼るのではなく、もっと緩急を使った投球をしたり......。緩急については変化球に自信がなかったこともあるんですけど、それが数字に出ていますよね。入学したときにまず感じたことは、思っていたよりもレベルが高いということでした。高校ではコントロールがアバウトでも抑えられる部分は少なからずあったので......甘い考えでしたね」

── 特に今年は、星選手のほかに、柳裕也選手(中日)、佐野恵太選手(DeNA)、中道勝士選手(オリックス/育成)の3人が明治大からプロ入りを果たしました。また、1年先輩には昨年セ・リーグ新人王の高山俊選手(阪神)や、同じく阪神に入団した坂本誠志郎選手、さらに上原健太選手(日本ハム)もいます。

「そうですよね。東京六大学はプロ入りしている選手が多いですよね。高山さんには練習で何度か投げましたし、茂木(栄五郎/早稲田大→楽天)さん、横尾(俊建/慶応大→日本ハム)さんといった選手たちと対戦できた経験は大きいと思います」

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