「ファンは来るのか?」ゲント入団の久保裕也にベルギー記者も注目

 ひと言でいえば興味津々といったところか。ゲント(ベルギー)のホーム、ゲラムコ・アレーナで行なわれた久保裕也の入団会見は、地元記者たちが彼に寄せる驚くほどの暖かい期待感が伝わるものだった。

 日本の国外でサッカーの取材をしていると、日本人ジャーナリストとしてのコメントを求められ、取材を受けることは少なくない。ただ最近は、特にドイツでは日本人がいることが普通になり、日本人だからといって話しかけられることは少なくなった。

 だが、この日は違った。会見前、まず我々日本の記者が地元記者たちに取り囲まれた。「久保はどんな選手なんだ?」「川島永嗣がスタンダールにいたときみたいに、このスタジアムにも日本人記者はたくさん来るのか?」「ファンはたくさん来るのか?」「ウェブサイトも日本語版を立ち上げたほうがいいのか?」と、次々に質問が飛んでくる。ブリュッセルから電車で30分あまりの街で、今どき珍しいほどの"歓待"を受けて、正直、面食らった。

 矢継ぎ早に繰り出された質問の中で、興味深かったのは「ヤングボーイズ(スイス)からゲントへの移籍はステップアップだと思うか? 彼はどう捉えているのか?」というものだった。

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