シャペコエンセが事故から初の公式戦。2チーム体制で7つの大会に挑む

 1月26日、シャペコエンセが昨年11月末の飛行機墜落事故以降、初の公式戦に臨んだ。ブラジル南部4州の強豪など16クラブが参加する「プリメイラ・リーガ」という地域リーグで、対戦相手はサンタ・カタリーナ州の中堅クラブ、ジョインヴィーレである。

 シャペコエンセは事故により、搭乗していたトップチームの選手22人中19人、コーチングスタッフ14人全員、クラブ関係者11人全員が死亡し、事実上、チームのみならずクラブそのものが消滅した。それでも残された関係者は再建へ向けて立ち上がり、12月9日には新監督が就任。2005年に中堅クラブ・パウリスタを率いてコパ・ド・ブラジルを制覇し、サントス、クルゼイロなど国内ビッグクラブを率いた経歴を持つヴァグネル・マンシーニだ。

 また、地元の実業家プリニオ・ダビ・デ・ネスが新会長に就任し、強化部を新たに組織した。1月末までに30人の選手を獲得(この中には、昨年、京都サンガでプレーしたボランチのアンドレイ・ジロットが含まれている)、U−20からは9選手を昇格させた。この他、昨年のチームからは2015年にアビスパ福岡に在籍したボランチのモイゼスら3選手が残っており、さらに事故から奇跡的に生還した3選手のうち2人が数カ月後の復帰を目指している。

 昨年の快進撃を受けて、今年は7つもの公式大会に参戦するシャペコエンセ。超過密日程に対応すべく、マンシーニ監督は2つのチームを編成し、日程と優先順位に応じて適宜、チームと選手を使い分ける方針だ。

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