鹿島がタイチーム相手に前半4失点。 献身性を欠いた「らしくない」初陣

 1月24日からタイで行なわれた「2017Jリーグアジアチャレンジ」に、日本から鹿島アントラーズと横浜F・マリノスの2チームが参加した。それぞれ、タイリーグから参戦したバンコク・ユナイテッドとスパンブリーFCと対戦。「Jリーグvs.タイリーグ」という国別対抗戦で行なわれ、日本勢がトータル3勝1敗で初めての試みとなるこの大会を制している。

 両リーグの力関係を考えれば、ある意味で当然の結果と言えるが、唯一の黒星を喫したのが横浜FMではなく、王者の鹿島のほうだったのは、少し意外な結果だったと言えるかもしれない。

 鹿島は初戦のスパンブリー戦こそ4−2で勝利を収めたものの、スパンブリーより実力で勝(まさ)る昨季タイリーグ2位のバンコク・Uには3−4と競り負けた。後半に盛り返したものの、前半だけで4失点。石井正忠監督が言うように、「チームが始動してから1週間ほどしか経っていないので、試合を通してコンディションを高めることと、新加入選手に戦術理解をしてもらうこと」が今回のタイ遠征の主な目的ではあったものの、「どんな試合でも勝ちにこだわるのが鹿島」(MF永木亮太)というクラブのアイデンティティーを考えれば、あっさりと失点を重ねた戦いぶりは、とうてい鹿島らしくなかった。

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