2000年生まれのユベントスのFW、モイゼ・ケアンはアンリ級の黒豹か

 昨年11月、セリエAとチャンピオンズリーグに新たな記録が打ち立てられた。ユベントスのモイゼ・ケアンが2000年代生まれの選手として初めて、イタリアと欧州の至高の舞台を踏んだのである(欧州4大リーグでも初)。

 コートジボワールにルーツを持つ褐色のアタッカーは、2000年2月28日にイタリア北部の古都ビアチェッリで生まれた。日本の学年でいえば、まだ高校2年生で、先の高校選手権に出場していた多くの選手たちよりも若い。

「僕にとって、年上の選手とプレーするのは普通のことなんだ」と16歳の少年は『ガゼッタ・デッロ・スポルト』紙に話している。「これまですべてのカテゴリーでそうしてきたから、難しいことではないよ」。

 その言葉は、若者にありがちな虚勢ではなさそうだ。10歳でユベントスの下部組織に入団したケアンは、常に飛び級で年長者としのぎを削り、U-15では10試合で21得点、U-17では26試合で24得点をマーク。そして今季、プリマベーラ(U-19)の公式戦で3試合連続得点を記録した後、ファーストチームに引き上げられ、11月のセリエA第13節ペスカーラ戦でシニアデビューを飾った。

この記事の続きを読む

1