柴崎岳を囲んだテネリフェ報道陣。「レアル戦のようなプレーをしてくれ」

 日本とスペインで情報が錯綜した日本人MF柴崎岳の鹿島アントラーズからの移籍劇は、移籍市場最終日、リーガエスパニョーラ2部のテネリフェ入りで落ち着いた。

 スペインでプレーがしたいという柴崎のラブコールに応えたのは、噂されていた1部のラス・パルマスではなく、同じカナリア諸島にあるラス・パルマスのライバルチーム、テネリフェだった。契約期間は今シーズンが終了する2017年6月30日までの半年となる。

 契約としては短いものだ。だが、この契約は柴崎にとって決してマイナスになるものではない。まずはじめに、念願の海外移籍のチャンスがこの契約で与えられた。また、結果を出さなければ次がないと自らを追い込む短期契約は、気持ちをのんびりさせがちなリゾート地での戦いにしっかりと活を入れることができる。

 そしてイベリア半島から遠く離れた島のチームでの活躍いかんでは、契約延長はもとより、来夏の移籍市場で再びフリー選手としてプリメーラ(1部)への移籍を容易にさせてくれる。単純な話ではあるが、契約があるうちに結果を出せば、次の契約は勝ち取れるのであり、誰もが簡単に手にすることのできないスペインでプレーをする機会を柴崎が手にしたことの意味は大きい。

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