清武弘嗣を「失敗」扱いは気の毒。スペインでの成功に何が足りないのか

 清武弘嗣のJリーグ復帰が決まっている。

 リーガエスパニョーラ、セビージャに所属していた清武は試合出場機会に恵まれず、1月の移籍マーケットでの移籍が盛んに噂されていた。結局、500万ユーロ(約6億2000万円)と言われる移籍金で、古巣のセレッソ大阪に戻ってくることになった。

 昨夏、ドイツのハノーファーからセビージャに移籍したが、たった半年でスペイン挑戦を終えることになった。なぜ、清武はスペインからの撤退を余儀なくされたのか?

「ずっと見守ってきた選手」

 敏腕スポーツディレクター、モンチが太鼓判を押し、セビージャは600万ユーロを支払い契約した。それだけに清武は「保証書付きの選手」と言われ、当初の期待は高かった。

 モンチSDは、過去にダニ・アウベスを55万ユーロ(6600万円)で買い、3550万ユーロ(42億6000万円)でバルセロナに売却するなど、その慧眼(けいがん)で知られている。イバン・ラキティッチ、アレイチュ・ビダル(→ともにバルサ)、カルロス・バッカ(→ACミラン)でも巨利を得た。最近では750万ユーロ(9億円)で買ったケビン・ガメイロを3200万ユーロ(38億4000万円)でアトレティコ・マドリードへ売ったばかりだ。

この記事の続きを読む

1