ブンデス2部でトップ下からボランチに。山田大記「今はすごく楽しい」

「ボランチをやってて、今はすごく楽しいですね」

 大粒の汗を拭いながら話す彼の表情は、半年前のそれとは明らかに異なっていた。

 ブンデスリーガ2部第19節、山田大記が所属するカールスルーエは、アウェーでボーフムと対戦した。0−0のまま後半に入り、74分にカールスルーエが先制点を奪ったものの、残り5分で同点弾を浴び、試合は1−1のドローで終了。カールスルーエは、今シーズン初の連勝を逃した。

 10番を背負う山田はこの日、リーグ8試合ぶりの勝利となった前節ビーレフェルト戦に続き、4−4−2のダブルボランチの一角で起用された。屈強な大男が集うドイツにおいて、173cm、66kgの山田は小柄な部類に入る。しかし開始3分には、自陣でのこぼれ球に対し、素早い出足でボールと敵の間に体を入れて味方にパスをつなげ、41分には味方のミスからシュートへ持ち込まれたが、完璧なタイミングでスライディングに入りブロック。両者ともにやや間延びしてきた後半も、空中戦でまともに体をぶつけて競り合い、53分、56分、71分、79分と、鋭い読みから何度もインターセプトに成功した。

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