香川真司、ヒーローになれず。 4戦ぶり出場も最下位にまさかの敗戦

 香川真司に久々のチャンスが訪れるかと思われていたが、物事がそう簡単に運ぶわけではなかった。その置かれた厳しい現状を改めて認識させられた。

 ブンデスリーガ第20節、ダルムシュタット対ドルトムント。ドルトムントは120分の激闘の末、PK戦でようやく勝利したドイツ杯ヘルタ戦から中2日でダルムシュタットに乗り込んだ。ダツムシュタットは現在、最下位。リーグ前半戦の対戦では6−0で下した、言ってみれば"お客さん"だ。

 週明けの火曜日にはチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦ベンフィカ戦も行なわれる。落とせないノックアウト方式の2試合に挟まれたこのダルムシュタット戦は、普段試合に出ていない選手にとって大きなチャンスと思われていた。地元紙でも、香川真司をはじめいつものベンチメンバーがスタメンに並ぶと予想されていた。

 ドルトムントの調子そのものは芳しいとは言えない。前節ライプツィヒ戦、ドイツ杯ヘルタ戦と、難しい試合で2連勝こそしたものの、その前はマインツに引き分けている。昨年末はCLを含めて4戦連続引き分けという有様だった。トーマス・トゥヘル監督だけでなく、クラブ上層部も批判にさらされる日々が続く。

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