もはやCLどころじゃないレスター。岡崎も不発でFA杯は3部に敗戦

「おめでとう、ミルウォール。でも(レスターが)FAカップ5回戦にリザーブチームで臨んだのは、まったく馬鹿げたこと(bollocks)だ。チャンピオンズリーグまであと4日(とはいえ)」

「bollocks=キンタマ」という単語まで持ち出してレスターを痛烈に批判したのは、チームのOBで、ファンでもある元イングランド代表のレジェンド、ギャリー・リネカーだ。ジェントルマンで知られる元ストライカーが、まるで1970年代のパンクロッカーが吐き捨てるような言葉を用いて、怒りのツイートを発したのには訳がある。

「CLに残っていることは素晴らしいが、優勝できる可能性がゼロの大会に執拗にこだわるのは、レスターのシーズン全体に大きなダメージを及ぼしている」

 昨季、奇跡のプレミアリーグ制覇を果たしたレスターが極度の不振に陥っている。今年に入ってからリーグ戦では1度も白星がなく、目下5連敗中のチームは、勝ち点21の17位に沈んでいる──降格圏の18位とはわずかに1ポイント差だ。

 迎えた先週末のFAカップ5回戦では、リーグ1(3部リーグ)に所属するミルウォールにも0−1と敗れてしまった。しかも、相手は52分に退場者を出して、後半の多くの時間を10人でプレーしたというのにだ。レスターの放った14本のシュートはほとんど枠をとらえることなく、逆に終了間際には決勝点を決められ、ミルウォールの本拠地に集まったホームのファンは狂喜乱舞してピッチになだれこんだ。下部リーグのチームがプレミアリーグ王者を劇的な形で下したのだから、その喜びは当然だろう。

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