蔚山現代を圧倒した鹿島。もはや「韓国コンプレックス」はなくなった

 Jリーグの開幕に先がけ、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いが幕を開けた。

 昨季のJリーグを制し、2年ぶりにアジアのコンペティションに参戦する鹿島アントラーズは、グループステージの初戦で韓国の蔚山現代(ウルサン・ヒョンデ)とホームで対戦。64分にFW金崎夢生がCKを頭で合わせて先制すると、終了間際にもFW鈴木優磨が追加点を奪い、2−0の快勝で幸先のいいスタートを切った。

 3日前のゼロックススーパーカップからスタメン6人を入れ替えた鹿島は、前半こそ相手の粘り強い対応に苦戦。4バック+両サイドハーフまでもが最終ラインに下がってくる蔚山現代の堅い守りをこじ開けられなかった。

 しかし、悪いなかでも結果を出すのが、鹿島というチームなのだろう。状況を打破するために有効なセットプレーを確実にものにすると、前がかりとなった相手の裏を突いて追加点。とりわけ、先制してからの試合運びはまさに「常勝軍団」の名にふさわしいもので、相手が攻撃的な選手を次々に投入するなか、決して動じることなく落ち着いて対応し、チャンスらしいチャンスをほとんど与えなかった。

「前半はうまく合わない部分もあったんですけど、後半になってからはある程度、落ち着いてプレーできたと思います。メンバーを代えたなかでも自分たちのサッカーができているということ、しかも結果が出ているということは、Jリーグに向けてもチームの仕上がり状況はいいと感じました」

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