長谷部誠、奥寺氏に並ぶブンデス234試合。「世渡り上手だったかな」

 ヘルタ・ベルリン戦で先発に名を連ねた長谷部誠(フランクフルト)が、ブンデスリーガ10シーズン目でリーグ戦234試合目の出場を果たし、奥寺康彦氏(元ブレーメン他)が持つブンデスリーガ日本人選手最多出場記録に並んだ(試合は2−0でヘルタの勝利)。

 しかもこの試合で、長谷部は左腕に黄色のキャプテン・バンドを巻き、チームの先頭に立ってピッチに入ることになったのだ。長谷部がドイツにやってきて以来、試合途中でキャプテン・バンドを手渡されることはあったが、試合開始から主将を務めるのは初めてのこと。偉大な先人の記録に並ぶ試合で名誉ある役割を務めることになるとは、なんという巡り合わせだろうか。

 長谷部が日本人選手最多出場に並ぶというのは、ドイツの人間にとってはしょせん日本人選手の記録に過ぎない。それでも、試合前日に行なわれた会見でもこの話題についてニコ・コバチ監督に質問が飛ぶなど、現地メディアでも取り上げられていた。長谷部が10年にわたって積み上げてきたものが、現地でも評価されていることの証左でもある。

 ただ、当の本人は全く意に介していなかった。

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