ベンゲル政権「終わりの始まり」。変われないアーセナルがCLで惨敗

「2−10。ベンゲル政権史上、最悪の結果」(タイムズ)、「屈辱」(デイリー・テレグラフ)など、英紙に厳しい見出しが並んだのは、3月7日に行なわれたバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦・第2レグ後のこと。第1レグを1−5で落としていたアーセナルは、ホームで迎えた第2レグも1−5で大敗。2試合合計スコアを2−10とし、屈辱的なスコアで7季連続のベスト16敗退が決まった。

 もっとも、大差がついた第1レグの時点で勝負は決していたようなものだった。そのせいか、キックオフ前のエミレーツ・スタジアムにはあきらめムードが漂い、スタンドの3階席には空席も目立った。

 20分に生まれたFWテオ・ウォルコットの先制弾で雰囲気は持ち直したが、ボルテージが上がったのはこのわずかな時間だけ。後半開始早々にDFローラン・コシールニーが退場処分→ここで与えたPKをバイエルンのFWロベルト・レバンドフスキに決められると、高揚感は一気にしぼんだ。

 しかも数的不利がたたって、さらに4点を献上......。ゴールされるたびにスタジアムを後にするサポーターが増えていき、試合終了のホイッスルが鳴ると、むなしくブーイングが鳴り響いた。第1レグと同スコアでの惨敗に、試合後は一部サポーターが「アーセン・ベンゲル監督の退任」を求めるボードを掲げた。

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