ヤクルト杉村コーチが語る「WBCで中軸を打つ愛弟子4人の共通点」

 ヤクルトの杉村繁チーフ打撃コーチは、WBC2次ラウンドの日本対イスラエル戦のラインナップを眺めて、感慨深げに「コーチ冥利(みょうり)につきるよね」と言った。1番・山田哲人、3番・青木宣親、4番・筒香嘉智、5番・内川聖一。コーチがティーバッティングでトスを上げ、励まし続けた教え子たちが大舞台に揃って先発出場を果たしたからだ。

「4人とも成長して日本代表に選ばれて世界で戦っている。嬉しいことだし、やっぱり他の代表選手よりも頑張ってほしいと思ってしまう。オレは日の丸を背負ったことがないんだけど、国際大会は日本シリーズよりもすごい雰囲気だろうし、この前の東京ドームも太鼓やトランペットの音がない。いつもとは雰囲気の違うなかで野球をやっている。アメリカへ行けば、ファンの目も肥えているだろうし、球場の素晴らしさもある。そのなかでゲームができる。向こうの野球を感じて勉強にもなる。日本代表としてのプレッシャーがすごいなかで、自分のプレーをしなければならない。特に今回が初めての、山田と筒香には、野球だけでなく人間的にも一回り大きくなって帰ってくることを期待しています」

 この杉村コーチに、4人の教え子への想いを語ってもらった。コーチが最初にトスを上げたのは、青木(当時ヤクルト)で、2004年から2007年のことだった。

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