ドンピシャの補強。「戦える」細貝萌が、若い柏レイソルの救世主に

 日本代表経験も豊富なMF細貝萌が、ドイツ・ブンデスリーガ2部のシュツットガルトから、J1の柏レイソルへ電撃移籍。7シーズンぶりにJリーグへ復帰した。

 細貝は、移籍後初戦となったJ1第5節サンフレッチェ広島戦で早くもベンチ入りすると、後半87分から途中出場。わずかな出場時間ではあったが、柏の下平隆宏監督が「完封で終えられて満足」と語った2−0の勝利に貢献した。

「かなり久しぶりのJリーグのピッチ。合流して5日目なのに、監督が使ってくれたことがうれしい」

 試合後、細貝はそう話していたが、即戦力としての期待を裏づける「移籍、即起用」だった。

 最近は、ヨーロッパへ渡る日本人選手が増える一方で、ヨーロッパからJクラブに復帰する選手も増えた。かつては「都落ち」のイメージも少なからずあったJリーグ復帰だが、試合に出なければ選手としてサビつきかねない以上、当然の選択肢だろう。

 また、海外でのプレーを経験した選手が日本に戻り、チームに大きな影響を与えるケースも少なくない。少し遡(さかのぼ)れば、名波浩に始まり、小笠原満男、中村俊輔といった選手が帰国後にひと皮むけたプレーぶりを見せ、所属クラブを牽引してきた。周囲への影響という意味でも、海外組のJリーグ復帰は悪くない選択肢だと言っていい。

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