曲者アトレティコの高い壁。レスター岡崎慎司、0−1ならば「御の字」

「今までの勢いのあったレスターでは今日はなかったな、という気がしました」

 4月12日に行なわれたアトレティコ・マドリードとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝・第1レグ。内容的には完敗だったこの一戦を、レスター・シティの岡崎慎司はそう振り返った。

 スコアは最少得点差の0−1だが、レスターの苦戦はスタッツからも明らかだ。ポゼッションはアトレティコの64%に対し、レスターは36%。枠内シュートの数でもアトレティコの4本に対して、レスターは0本だった。

 特に、前半15分まではアトレティコが完全に主導権を握り、「『これが90分続くのかな?』と思いました」と、岡崎は焦りすら感じていたという。アトレティコに倍以上のパスを回され(645対289本)、決定機の数でも圧倒されたのだから、0−1という第2レグにつながる結果で終えることができたのは、レスターにとって「御の字」と言えるだろう。

 では、苦戦の要因はどこにあったのか。岡崎は次のように試合を分析する。

「かなり厳しかった。アウェーでかなりチームが疲れているなぁ、という感じがしました。やっぱり連戦で、エバートンのアウェーで(負けたあとで......)。特にボランチからディフェンスラインにかけての押し上げがあまりなかった。

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