突然ダービーにフル出場。それでも 長友佑都は今夏インテルを出ていく

 先週のミランとのダービーで長友佑都が先発フル出場し、周囲を驚かせた。

 しかし、そのことに惑わされてはいけない。ステーファノ・ピオリ監督が彼を起用したのは、純粋にテクニカルな理由からで、別にインテルでの彼の立ち位置が変わったわけでも、未来が変わったわけではない。残念ながらユウトはすでにインテルのプロジェクトの蚊帳の外にある。それでもこれまでと変わることなく練習にいそしむ彼を、インテルのスタッフやチームメイトたちは高く評価してはいるが......。

 監督が代われば、選手への評価も変わり、チーム内の新たなヒエラルキーが確立される。長友とインテルの契約は2019年の6月まであるが、長友のインテルでの日々は、今シーズンいっぱいでほぼ間違いなく終わるだろう。中国の新オーナーの考えも長友とは別なところにある。

 彼らは今年の夏、少なくとも2人のDFを獲得し、レギュラーに据えるつもりだ(ヴォルフスブルクのリカルド・ロドリゲス、マンチェスター・ユナイテッドのマッテオ・ダルミアン、アトレティコ・マドリードのシメ・ヴルサリコが今のところ候補だ)。インテルに残るバックスは彼らより下の順位から競争をスタートすることを覚悟しなければならない。

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