五郎丸歩のRCトゥーロン移籍は失敗だったのか? 現地での本当の評価

◆五郎丸歩「TOP14」挑戦を検証する 前編

 4月9日、マルセイユのヴェロドローム・スタジアムで行なわれたラグビーフランスリーグTOP14第23節対トゥールーズ戦のあと、RCトゥーロンのムラッド・ブジェラル会長は、「来季はゴロウマルをキープしない」と明かした。

 その翌々日、ラジオ・モンテカルロのマイクにも同じことを話し、「双方ともに契約を更新する意思はない」とつけ加えた。

 五郎丸歩の契約は1年プラス、どちらか片方が「行使しない」といえば無効となる1年延長のオプション付きというものだった。

 五郎丸自身は契約について「まだその時期ではない」と何も語っていないが、会長の言葉によれば双方ともに延長を望んでいない。よって五郎丸とトゥーロンとの契約は、今季終了をもって満了となる。

 日本でもこの件はベタ記事扱いでスポーツ紙ほかで報じられたが、その背景まで触れられたものは少ない。一昨年のW杯後の「五郎丸フィーバー」を考えると寂しい扱いだ。

 TOP14のレギュラーシーズン2試合を残した時点で、五郎丸のこれまでの出場試合数は5、プレータイムは計279分、得点はゼロ。

 この数字をどう見るか。

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