五郎丸歩の活躍を難しくした RCトゥーロンの複雑なチーム事情

◆五郎丸歩TOP14挑戦を検証する 中編
 五郎丸歩はラグビーフランスリーグTOP14第10節で初出場を果たし、続く第11節のホームゲームでは先発フル出場。自身は手応えを感じ始めていた。

 第12節アウェーのカストル・オランピック戦も先発出場したが、チームは34−17とダブルスコアで黒星。五郎丸は後半開始直後、47分までプレーした。

 出場3試合目で課題も見え始めたこの試合のあと、地元のヴァール・マタン紙のポール・マッサボ記者は次のような分析をしている。

「ポジショニングが今ひとつだね。周りの選手と連動してどこに構えるかがまだ把握できていない。これはコミュニケーション不足も原因。また、アクション時の判断もワンテンポ遅い。そのタイムラグが相手選手を止め切れないなど、致命傷になることがある。相手チームによって、異なるポジショニングや状況判断が求められるから、根気よく経験を積んでいくしかないだろう」

 また、日本代表時代から五郎丸をよく知るマーク・ダルマゾコーチも課題を挙げた。

「今日の出来は先週よりもよかったが、今後は上半身を鍛える必要がある。相手は日本よりも強靭だから、同じ鍛え方では対応できない」

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