ミランでのプレーは見納めか。本田圭佑がエンポリ戦に出場した事情

■オフィシャル誌編集長のミラン便り2016〜2017(22)

 本田圭佑が最後にピッチに立ったのは、1月末のコッパイタリア準々決勝で、ユベントスに敗れた試合だった。本田はそこで約120秒間プレーをした。それから3カ月近くが経った先週日曜日のエンポリ戦。ほんの10分ほどであったが、本田は久々にピッチに足を踏み入れた。

 ただ残念ながら、今回も試合の結果は黒星だった(結果は1−2)。これには誰もが驚いた。対戦相手のエンポリは現在B落ちに近い順位にあり、ミランがヨーロッパリーグ出場権獲得へ向けての戦線から脱落しないためにも、決して落としてはいけない重要な試合であったからだ。

 それにしてもなぜ今ここで本田の久々の起用が実現したのか。それはヴィンチェンツォ・モンテッラの試合後の言葉がすべてを説明している。

「ケイスケは本当のプロフェッショナルだ。試合終盤、私はスソがとても疲れているのを見て取った。彼がプレーしていたポジション、トップ下で、本田は相手を脅かすプレーをすることができる。実際彼はボールを奪い、マリオ・パサリッチのシュートを誘った。ほんの数分のプレーではあったが、彼はチームの一員であることを示してくれた」

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