チェルシーを猛追するトッテナム。今季こそ、奇跡の逆転優勝なるか

「現在(のプレミアリーグで)、トッテナムがベストチームだと思う。彼らはすごく調子がいいし、やる気に満ち溢れている」

 4月16日のプレミアリーグ33節でマンチェスター・ユナイテッドに敗れたチェルシーのアントニオ・コンテ監督は、試合後の記者会見でそう話した。

 この日、エデン・アザールとペドロをマンマークで封じられ、得点源のジエゴ・コスタは孤立し、枠内シュートはゼロ。0−2のスコア以上の完敗を喫した47歳のイタリア人指揮官は疲れた顔で試合を振り返り、「敗北の責任は監督にある」と自省し、「シーズンが終わるまで、6つの決勝戦があると考えなければならない」とあらためて気を引き締めた。そのファイナルとは、もちろんFAカップのそれではなく、残り6試合のリーグ戦のことを指している。

 チェルシーは昨年10月に3バックを本格的に導入してから、破竹の勢いで勝ち点を積み重ねてきた。今季は欧州カップ戦に出場していないこともあって「絶対の優勝候補」と目され、ひと月ほど前には2位のスパーズ(トッテナム・ホットスパーの愛称)に今季最大となる10ポイント差をつけていた。ところが、4月に入ってクリスタル・パレスとユナイテッドに敗れ、一方のトッテナムは2月下旬からリーグ戦で連勝を続けている。気がつけば、両者の勝ち点差は4に縮んでいた。

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