若いモナコがCL快進撃。18歳ムバッペを先頭に老獪ユベントスに挑む

 今季のチャンピオンズリーグ(CL)準決勝で対戦するモナコとユベントスには深い縁がある。ダビド・トレゼゲ、ティエリ・アンリ、リリアン・テュラムといった1998年のフランスW杯を制したレジェンドたちをはじめ、クリスティアン・ビエリやヴラディミル・ユーゴビッチ、マルコ・ディバイオ、パトリス・エブラといった一線級の選手は、それぞれのキャリアで両クラブのシャツをまとった。

 ただし、いずれもモナコで頭角を現した後にユーベにステップアップしたか、キャリアの晩年をモナコで過ごしたかのどちらかで、そこには欧州フットボール界のヒエラルキーがある。

 モナコはフランスのリーグ・アン勢で唯一、CLのセミファイナリストに2度以上(今回で4度目)到達している同リーグの名門のひとつだが、この大会での最高成績は2003−04シーズンの準優勝(ちなみに、このときチームを率いたディディエ・デシャンはその後、ユベントスの指揮を執った)。対するユベントスは、32回のセリエA優勝を誇るイタリア随一の名門で、CL(チャンピオンズカップ時代を含む)での成績はミランとインテルに劣るものの、2度の優勝と最多6度の準優勝を誇る。

 CLでの過去の対戦は2度あり、1997−98シーズンには今回と同じく準決勝で激突し、ユーベが2試合合計6−4で決勝に進出。一昨季には8強で相まみえ、ここでもイタリアの貴婦人(ユベントスの愛称)が1−0で勝ち抜けている。

この記事の続きを読む

1