土居美咲「超攻撃的テニスは変えない。四大大会でもチャンスあり」

「チャンスだと思っているんですよ!」

 女子テニスのWTAシングルスツアーに参戦している土居美咲に、初戦敗退が続く今季の結果について訊ねたときのことだ。彼女が発したのが冒頭の言葉なのだが、とても力強く、表情が明るかったのが印象的だった。

 昨シーズンの土居は輝いていた。全豪オープンでは優勝したアンジェリック・ケルバー(ドイツ)と1回戦で対戦してマッチポイントまで追い詰め、ウインブルドンでは自身初の16強入り。夏には日本代表女子のエースとしてリオ五輪に出場。直後のウエスタン・アンド・サザン・オープンでは3回戦に進出し、ランキングを32位まで上げた。そして、迎えた全米オープンでは初となるグランドスラム大会でのシード権を手にしたのだ。

「去年は本当に大きな経験ができたシーズンでしたね。全豪オープンはマッチポイントまでいきながら負けたのはショックでしたけど、グランドスラムで優勝する力を持った選手に対しても、押し込めたのは自信になりました。

 ウインブルドンは初めて2週目まで勝ち残れた。グランドスラムでの2週目はどれくらい疲労するかは、勝ち進まないと経験できないことですから。それに直前のイーストボーン大会で負けた(カロリーナ・)プリスコバ選手(チェコ)に2回戦で勝つこともできた。負けた相手にやり返せたことも大きかったですね」

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