プロ野球の緊急補強にオススメ。BC新潟のトルス投手が熱投アピール

 よほどの野球好きでない限り、気にも留めなかっただろうが、4月22日、独立リーグのルートインBCリーグでノーヒット・ノーランが達成された。新潟アルビレックスBCのジョシュ・トルス(27歳)が、長岡悠久山球場で行なわれた武蔵ヒートベアーズ戦で、BCリーグ史上5人目の偉業を成し遂げたのだ。

 トルスはここまで5勝(0敗)をマークし、防御率1.72(5月24日現在)。さらに完投数3も堂々のリーグトップと、まさに八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍を見せている。その実力は独立リーグの域を超えていると言っても過言ではない。

 それもそのはず、彼は今年3月に行なわれたWBCにおいて、オーストラリア代表の一員として、世界のトッププロ相手に堂々たるピッチングを披露していたのだ。地元記者の間では、シーズン途中でのNPB移籍候補の最右翼として名前が挙がっている。

 実はトルスのことは、WBC前にオーストラリアのウインターリーグ関係者からイチ押しの選手としてその名は聞いていた。

「背は小さいんだけど、140キロは軽く超えるよ。とにかくいいピッチャーだから、日本戦に投げれば、侍ジャパンのメンバーも苦労するんじゃないかな。NPBに行く力は十分あると思う。いま行き先を探しているんだけどね......」

 WBC前、トルスに「リーグ関係者からイチ押しの投手だと紹介を受けた」と伝えると、彼は喜びつつも「まだ、今シーズンのプレー先が決まっていないんだ」と口にしていた。日本では、シーズン直前に所属先が決まっていないというのは異常事態だが、オーストラリアでは決して珍しいことではない。

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