ミラン公式誌編集長が振り返る。「今も心に残る本田圭佑のあのプレー」

◆オフィシャル誌編集長のミラン便り2016〜2017(最終回)

「もう3年半の月日が経ってしまったなんて、時の流れの速さに正直、驚いている。今日は僕のミランでの最後の試合だ。試合に勝利し、自分のいた証(あかし)を残したいと思う。ロッソネロのユニホームを着てプレーできたことを僕は幸せに思うし、誇りに感じている。すべてのサポーターに、そしてここ数年間のすべてのチームメイトに感謝したい。とにかく僕はただただ幸福を感じている。

 キャプテンマークをつけた感想をみなに聞かれる。モンテッラのこの決定に僕は敬意を表するが、僕にとってキャプテンであるとかないとかはあまり重要ではない。一番大事なのは、ミランにやって来たその日からずっと僕が持ち続けていたプロフェッショナリズムだ。これまで、いいときもあればそうでないときもあった。しかし来シーズン、ミランがヨーロッパの舞台に返り咲くことは、これまでの中で一番すばらしい出来事だ。ミランがこの舞台でいい結果を出せることを祈っている。もちろんテレビで観戦もするつもりだ。

 今シーズンは、はっきり言うともっとプレーできるものだと思っていた。しかし、ミランには優秀な選手が数多くいたし、僕は自分のベストの力を見せることができなかった。残念ながらこの3年半、僕は背番号10にふさわしいプレーをあまりすることができなかった。

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