本田圭佑の「インサイドハーフ起用」は存在価値を示す絶好のチャンス

 日本がシリアと親善試合を戦った翌日、6月8日に行なわれたオーストラリアとサウジアラビアとのロシア・ワールドカップ・アジア最終予選は、日本がもっとも望まない結果になった。

 グループ3位のオーストラリアが3−2で、グループ2位のサウジアラビアに勝利――。

 これによってグループBは首位の日本、2位のサウジアラビア、3位のオーストラリアが勝ち点16で並ぶ「三つ巴」の大混戦となった。

 むろん、だからといって、日本が6月12日のイラク戦に勝たなければならない状況に変わりはなく、日本が勝ち点3を積み上げられれば、頭ひとつ抜け出すことになる。

 その必勝を期すイラク戦で、急浮上してきた焦点が、これだ。

 果たして、FW本田圭佑(ACミラン)の5試合ぶりとなる先発出場はあるか――。
 先発出場するとして、ポジションはインサイドハーフなのかどうか――。

 イラク戦を見据えて組まれたシリアとの親善試合で、日本はふたつの"想定外"に見舞われた。ひとつが「修正点、改善点がたくさん出た」とヴァイッド・ハリルホジッチ監督を嘆かせた、前半の低調なパフォーマンス。もうひとつが、インサイドハーフとして出場したMF香川真司(ドルトムント)のわずか10分での負傷交代だった。

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