宝塚記念のキタサンブラックに死角はないか?本当にないのか?

 今週末6月25日はGI宝塚記念(阪神・芝2200m)が行なわれる。ファン投票で出走馬が決定する"春のグランプリレース"である。

 今年はキタサンブラック(牡5歳・清水久詞厩舎)が断然の人気になりそうだ。一昨年のGI菊花賞(2015年10月25日/京都・芝3000m)を勝利後、昨年はGI天皇賞・春(2016年5月1日/京都・芝3200m)とGIジャパンC(2016年11月27日/東京・芝2400m)を含む重賞3勝を挙げて、年度代表馬のタイトルを獲得。今年はGI大阪杯(4月2日/阪神・芝2000m)、GI天皇賞・春(4月30日/京都・芝3200m)を連勝してここに臨んでくる。天皇賞・春では3分12秒5という破格の時計で、ディープインパクトの持っていた日本レコードタイムを更新した。5歳を迎えてさらに地力強化を感じさせており、もはやつけ入る隙はないように思える。しかし、本当に死角はないのだろうか。キタサンブラックの宝塚記念における勝算を、あらゆる角度から分析してみよう。

【距離適性】
 宝塚記念の行なわれる芝2200mは2戦しており、3歳時のGIIセントライト記念(中山)を勝利し、昨年のこのレースは3着だった。菊花賞以後、連覇した天皇賞・春、ジャパンCなど好走は長距離戦に偏っていたが、2000mという距離が懸念された2走前の大阪杯を快勝。中距離戦でも対応可能なスピード能力を証明している。大阪杯より200m距離が延びるのもプラスにはたらくだろう。

☆結論
 今年の大阪杯で中距離のスピード能力の高さを証明。距離は問題ない。

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